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千代に八千代に・・・

1.17

 

熊本で生まれ育ったのに、今日、初めて山鹿にある「八千代座」を訪れました。

明治43年に建てられた、今では国指定の重要文化財として残る芝居小屋。

平成に入り大改修が行われたものの、明治時代の良いところや活かせるものは残しつつ、これからも残すためによい状態に補修され今に残っていました。

観客席を囲う升席の仕切りの板や、花道の床板は、ほとんど明治時代の木。あらゆるところに木の暖かみが残されており、舞台や、花道、奈落、楽屋・・・各所の説明を聞いていると、当時が蘇るような雰囲気を肌で感じることができました。

地元なのに、初めての場所。地元再発見です。

 

八千代座を見た後は、山鹿灯篭の工芸館を見学。紙とのりだけで作られている灯篭のことも初めて知ることばかり。

地元のことこそ、知らないことばかり。

面白い。 この先残して伝えていくものは、大切に守らないとね。

改めて感じさせられたいいモノを知る機会になりました。

 

千代に八千代に・・・