1.21
初めて辺り一面銀世界になった阿蘇に行った。
熊本に住んでいた時には、雪が降っても行く手段がなかったし、「阿蘇に雪かぁ~」くらいな気持ちで、わざわざ行くこともなかった。
今回は、草千里、古閑の滝、ミルクロードを通って、内牧へ。地震で大きな被害のあった阿蘇神社へも足を運びお詣りをした。
いつもは緑でたくさんの景色を見ていた阿蘇とは、いろんな意味で違う表情を見た。
地面の割れ、削れた山肌、崩れた家々、前に来た時とは違っている神社、火口からでるモクモク煙、そして当たり一面の銀世界・・・
あの時とは違う自分がそこにいて、とてもとても不思議な気持ち。
人も生まれ育った土地も、ずっと変わらないと安心感がある。
だけど、人も自然も環境も・・・変わる。成長や老い、四季の移り変わりという変化もあれば、自分の意志とは関係なくやってくる天災など。
神様だけは知ってたことなのかな。
起こるべきして起きたのかな。
地震でダメージを受けたことがきっかけになって動き出したことはたくさん。見直されたこと、一致団結できたことなど、何もなかった時には先送りにされていたことなど、動き出すきっかけになっている。自分のことでも同じ。
今回見た地元の人たちは、みんな気持ちが暖かく強く元気でした。
「人の温かさ」と「笑顔」がみんなの気持ちをポカポカにさせ、前に前に一歩一歩進ませていたように思いました。
地元のいつもと違う景色は、エネルギーチャージになりました。